君の心の内側で

「えっと・・・。君は・・・?」

見たところ私と同じくらいの年齢でその子は私の方に向かって話しかけた。

「ねぇ・・・?こんな寒い日にどうして一人にいるの・・・?」

その子は、首を傾げて心配そうに覗き込む。

「ちょっと、気分転換に・・・。外に出てきたの!」

「そうなんだ!ねぇ!僕と一緒に遊ばない!?」

男の子は、目を輝かせて顔を近づけてきた。

「うっ・・・!ちょ・・・ちょっとだけならいいよ・・・。」

「ホント!?わーい!!じゃあ、雪合戦しよう!」

そう言い、男の子は私の手をとり、走り出した。

その時、私は思った。

その子の手はとても冷たくまるで氷のようだったことを・・・。