「あぁ!おはよう!」
「おはよう!」「おはようございます!」
おっと……親友さんすごい美人
「あら、この子が香音ちゃんね、すごくいい子そうね!はじめまして」
「こちらこそよろしくお願いします!」
いい人そうで安心!!
「あ!今荷物運ばせるからね!凌〜、運んでちょうだい!」
…え?今誰って言った…?
「…え!」
なんで?そこには凌がいた
「あら、真由美ちゃん(お母さん)言ってなかったの?」
「忘れてたわ〜、えへへ」
いや、えへへじゃなくて!
「……む、娘さんは?」
「私、娘なんていないわよ?」
えーーーーーーー!
もしかして、凌とあたしが一緒に住むの?!?!
「玄関先で悪いけど私達もう行くわね!
香音ちゃん!凌をよろしくね!
家のものとか好きに使っていいからね!」
「あ、はい……ありがとうございます…」
あたしはまだ状況が整理できないままお母さんと凌のお母さんを見送った