二日後。そーちょーさんはまたやってきた。風雅の幹部達を連れて
「準備が整った」
「そ」
「俺達を強くしてくれ」
そーちょーさんが頭を下げると他の幹部達もそれに習って頭を下げた。
僕はヘッドフォンをとって立ち上がる。
「了解した。『朧月』の名にかけてあなた達を強くすると約束しよう」
そう言うと風雅たちは目を見開く。朧月は裏世界の更正屋。悪い奴らを正す正義のヒーローだ。そしてそのバックには警察がいる超有名人だ。
「それであんなに……」
奏が納得したように呟いた。あぁ、強かったことね。
あ、僕は『朧月』ではないんだ。本当は東雲 光葉(shinonome mithuha)。僕のかわいい部下だよ
今回は勝手に名前を使わせて貰っている。ま、あいつは僕に執着してるから絶対怒らないでしょ。むしろ喜ぶかなぁ。後で連絡入れておこう
「で、強くなりたいって希望だけど具体的に何がしたい?銃の練習でもするの?」
「流石に銃はねぇよ……」
なるほど、バックに組が付いてるとかではないんだね。噂では立藏組がついてると有名だったんだけど、ガセだったのかぁ
「僕は、何が駄目なのか分からないから1から全部鍛え直したいんだよね」
徠がそう言った。1から全部か……まぁ幹部達はそうした方がいいかも知れないなぁ
「……俺達は、そうしたい。だけど下は……正直、どれくらい、ついてこれるか、分からない」
「結良の言うとおりだな。あんまり下との交流がないから実力がとれほどあるのか分からないんだ」
なるほどね。下と交流がないということは、情報確実に洩れてるね
「ねぇそーちょーさん?僕のこと全体に話しちゃった?」
「……いや、内部に裏切り者がいないとも言えない。一度全部洗い直してから言おうと思っていたところだ」
やっぱり。そーちょーさんは賢い。こういった場合変に信頼する事は自分の首を晒すことになる。そこのところをしっかり弁えているんだ
「ふぅん。ならその洗い直し作業僕がやってあげるよ」
だから、サービスしてあげよう。若くて有望な人材は僕にとってもプラスになる
「た、だ、し。ここから先はちょっと高いよ?なんて言ったってプロに任せるからね」
にぃと口角を上げた。
「プロ?」
「情報屋さ。とってもすごーい、情報屋。多分実力、権力共にNo,1。情報屋『死音』」
その名前を口に出した瞬間、陽斗が息をのんだ。他の人は分からないらしい
「あれ、陽斗知ってるんだ?」
意外だなぁ。この名前はほとんどの人が口に出さない。恐ろしいから。恐怖から口に出せないのさ
「…………なんで、如月が、知って」
「ふふ、あのねぇ僕、知り合いなんだよねぇ
で、なんで陽斗は知ってるわけさ」
『死音』を知っているということは何かの情報に縋って必死に探ったからなんだろう
陽斗は目を泳がし、そして観念したように口を開いた
「一度、助けられたことがあるんだ」
はい、ダウト。駄目だよ陽斗。そんな分かりやすい嘘ついちゃ
『死音』ってのはただの情報屋。暗殺もスパイもやるけど人助けだけは絶対にしないんだ。
さてさて、どうして陽斗は嘘をついたのかなぁ?ちょっと追い詰めてみよっかな
「嘘ついちゃダメだよ、陽斗」
「!?嘘なんかじゃ」
「あのねぇ陽斗。情報屋死音は暗殺、スパイ、なんでもやるんだけど一つだけ絶対にしないことがあるんだ。それはね、」
「人助け。死音は、人助けだけは絶対にしないんだよ」
さぁ話はフリダシに戻った。どうして陽斗は死音を知っていたのかな。
「準備が整った」
「そ」
「俺達を強くしてくれ」
そーちょーさんが頭を下げると他の幹部達もそれに習って頭を下げた。
僕はヘッドフォンをとって立ち上がる。
「了解した。『朧月』の名にかけてあなた達を強くすると約束しよう」
そう言うと風雅たちは目を見開く。朧月は裏世界の更正屋。悪い奴らを正す正義のヒーローだ。そしてそのバックには警察がいる超有名人だ。
「それであんなに……」
奏が納得したように呟いた。あぁ、強かったことね。
あ、僕は『朧月』ではないんだ。本当は東雲 光葉(shinonome mithuha)。僕のかわいい部下だよ
今回は勝手に名前を使わせて貰っている。ま、あいつは僕に執着してるから絶対怒らないでしょ。むしろ喜ぶかなぁ。後で連絡入れておこう
「で、強くなりたいって希望だけど具体的に何がしたい?銃の練習でもするの?」
「流石に銃はねぇよ……」
なるほど、バックに組が付いてるとかではないんだね。噂では立藏組がついてると有名だったんだけど、ガセだったのかぁ
「僕は、何が駄目なのか分からないから1から全部鍛え直したいんだよね」
徠がそう言った。1から全部か……まぁ幹部達はそうした方がいいかも知れないなぁ
「……俺達は、そうしたい。だけど下は……正直、どれくらい、ついてこれるか、分からない」
「結良の言うとおりだな。あんまり下との交流がないから実力がとれほどあるのか分からないんだ」
なるほどね。下と交流がないということは、情報確実に洩れてるね
「ねぇそーちょーさん?僕のこと全体に話しちゃった?」
「……いや、内部に裏切り者がいないとも言えない。一度全部洗い直してから言おうと思っていたところだ」
やっぱり。そーちょーさんは賢い。こういった場合変に信頼する事は自分の首を晒すことになる。そこのところをしっかり弁えているんだ
「ふぅん。ならその洗い直し作業僕がやってあげるよ」
だから、サービスしてあげよう。若くて有望な人材は僕にとってもプラスになる
「た、だ、し。ここから先はちょっと高いよ?なんて言ったってプロに任せるからね」
にぃと口角を上げた。
「プロ?」
「情報屋さ。とってもすごーい、情報屋。多分実力、権力共にNo,1。情報屋『死音』」
その名前を口に出した瞬間、陽斗が息をのんだ。他の人は分からないらしい
「あれ、陽斗知ってるんだ?」
意外だなぁ。この名前はほとんどの人が口に出さない。恐ろしいから。恐怖から口に出せないのさ
「…………なんで、如月が、知って」
「ふふ、あのねぇ僕、知り合いなんだよねぇ
で、なんで陽斗は知ってるわけさ」
『死音』を知っているということは何かの情報に縋って必死に探ったからなんだろう
陽斗は目を泳がし、そして観念したように口を開いた
「一度、助けられたことがあるんだ」
はい、ダウト。駄目だよ陽斗。そんな分かりやすい嘘ついちゃ
『死音』ってのはただの情報屋。暗殺もスパイもやるけど人助けだけは絶対にしないんだ。
さてさて、どうして陽斗は嘘をついたのかなぁ?ちょっと追い詰めてみよっかな
「嘘ついちゃダメだよ、陽斗」
「!?嘘なんかじゃ」
「あのねぇ陽斗。情報屋死音は暗殺、スパイ、なんでもやるんだけど一つだけ絶対にしないことがあるんだ。それはね、」
「人助け。死音は、人助けだけは絶対にしないんだよ」
さぁ話はフリダシに戻った。どうして陽斗は死音を知っていたのかな。

