シャンプーを手に取り空良君の髪につけて泡立てていく。 『痛くないですかー?』 「気持ちいいでーす!」 『痒い所はありませんかー?』 「大丈夫でーす!」 なんか、美容院ごっこみたいだな。 『流しまーす』 「はーい!」 シャンプーが終わったらリンスもやってあげる。 その時髪を全部後ろに流してオールバックにしたらどことなく朔さんに似ていて笑ってしまった。 『カッコいいよ空良君。』 「ほんと!?...キリッ!」 『フフッ。朔さんにそっくりだね。』 リンスも流して先に浴槽に入れる。