家政婦になりました。2(亀更新です。)



ガチャ


「あ!来た!」


1階の大浴場よりは狭いけどこの浴室も普通と比べれば大分大きい。

空良君を見ると丁度体を洗い終えたようだ。


『空良君、髪洗ってあげようか?』

「良いの!?やってやって!」

『クスッ。わかった。』


私が提案したらキラキラした目で喜んだ空良君。

.....やっぱりお母さんの存在が欲しいのかな。


私がいっぱい甘やかそう、と決め空良君の髪を洗うためにシャワーを片手に後ろに座る。


『目つぶって~』

「はーい」

『耳ふさぎましたかー?』

「はーい」


耳塞いでるのに声聞こえてるのか?


そう思いながらも髪を濡らしていく。