「お?どれどれ?」
「これ。」
豪貴に教えてあげている棗貴。
『そうだよ。これが父さんの名前。私とお揃いなの。』
「ふぅーん!いいなぁ!朱ねぇと一緒で!父ちゃん羨ましいぜ!」
「僕達は母さんとお揃いだね。」
父さんが羨ましいの?豪貴変なの。
そう思いながらテーブルの上の紙に目をやると、瑞貴が眠そうにしているのが見えた。
『瑞貴、宿題終ったならもう寝なさい。』
「ぅん....ねーねおやしゅみ。」
『うん、おやすみ。』
瑞貴の額にキスしてリビングから送り出す。
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