「今日からだったね。朱音テストお疲れさん。」
向かいに朔さんが座る。
『はい。ありがとうございました。しっかり勉強することが出来ました。』
「テストはどうでしたか?朱音なら問題もないかと思われますが。」
白木さんも座りそう言ってきた。
『そんなことをありませんよ。でも自信はあります。』
私の返事を聞いて、それは良かったです。と、笑ってくれた白木さん。
「そろそろ食べようか。皆が待てをくらった犬のようだ。」
組員を見渡し苦笑いした朔さんが食事の挨拶をすると、ガツガツと音が聞こえるほど一斉に食べ始めた。


