まだ7時半なのに....


そう思いながらもテーブルに料理を並べていく。
今か今かと料理を前にしてそわそわしている厳つい方々。


なんかちょっと可愛いかも?、と不謹慎にそんなことを思ってしまった。



それから暫くして朔さんや白木さん、空良君に煌人が入ってきた。


「あ!朱音お姉ちゃんがいる!!」

私を見つけるなり、走ってくる空良君。


『走ったら危ないよ。』


私は走ってくる空良君を受け止める。


「朱音お姉ちゃんの料理だ!早く食べたい!」


そう言われ、手を引かれる。私は空良君の隣に座った。