家政婦になりました。2(亀更新です。)



「帰ろうか朱音~。」

『うん。みんなまたね。』


荷物をもって幹部室を葵と出る。

階段を降りていくとまだちらほらと1階には人がいた。


「あ!葵さん!朱音さん!お疲れ様でしたっ!」

「お気をつけて!」


私達に気が付くと一斉に挨拶してくれる。

『うん。ありがとう。またね。』

「お姫様を送ってくるねぇ~」


.....お姫様って。

『私、お姫様なんて柄じゃないんだけど。』

「まぁまぁ~いいじゃないの~」


からかうように笑う葵。はぁ、まぁいっか。