葵に言われ、時計を見るともう8時近く。 夕貴には遅くなること伝えてるし、晩ご飯はお母さんが作っているから心配はない。 「朱音~?そろそろ帰る~?」 『うん。そうしようかな。』 「朱音帰るの?今日はありがと!すっげぇわかりやすかった!!」 テーブルの上を片付けていると俊太にお礼を言われた。 『どういたしまして。テスト頑張ろうね。』 「おう!」 「そうですね。あの俊太に教えられる事ができるなんて、さすがですね。」 要に褒められた.....。なんか意外すぎてビックリした。