『ここは、....で、この公式を...』
「なるほど!それじゃあこれは.....」
「...zzZZZ」
「要~、これって....」
「いえ、ここはこの公式を.....」
「えぇ~、そうなの~?あ、なるほどねぇ~」
「....zzzZZZ」
ペンのはしる音と交わされる会話....と寝息。
勉強を始めて三時間位は経った頃に俊太がキャパオーバーした。
「だぁぁぁ!!もう無理!破裂する!!」
「だよね~。もう暗いし終わりにしよ~?」
頭を抱えてテーブルに突っ伏す俊太。葵もどこか疲れたような顔をしていた。


