「あれ絶対弟に妬いた感じだよね?どう百樹さん?」


「だよね。弟にまで嫉妬するとは。重度のシスコンですね。翔琉君。」



と、二人してこそこそ何か喋っている。



『私達ももう寝よ?』

「そうだねー!」

「あの部屋で、いいの?」

『うん。先に行ってて。』



私は二人を先に行かせてリビングやキッチンを片付ける。その後電気を消して二人が待ってるであろうあの部屋に向かう。




カチャ



私は部屋に入り二人の間に入る。
二人を見ると期待が籠った目をしてる。


....わかってますよ。