私も立ちあがり、夕貴に近づく。


『おやすみ、夕貴。』


そう言って、夕貴のおでこにキスする。すると、夕貴は私を抱き締めた。



『夕貴?』


いつもはこんなことしないのにな。どうしたんだろう?


「ん。充電。」


私の肩に頭を擦り付けて可愛いことを言う。私の心臓はキュンキュン音を立てている。



ガバッ



「おやすみ、姉ちゃん。」


そう言って、私のおでこにキスをしてリビングを出ていった。

珍しいな。