すると、今まで雑誌を見ていた夕貴がその雑誌を落とした。
.....こちらをかなり凝視して。
『夕貴?』
「姉ちゃん、今豪貴達....」
ワナワナと口を開いたり閉じたりして驚きを隠せない様子の夕貴。
『うん?どうかした?』
「いつの間に、姉ちゃんに...?」
あ、キスの事かな。
『髪染めた時だよ?夕貴が私にしてるの見て豪貴も棗貴もやりはじめたんだよ。』
「なっ!!.....チッッ」
まぁあの時夕貴眠そうにしてたし双子居たのにも関わらずしたもんね。
「俺も、もう寝る。」
急に立ちあがりそう言った夕貴。


