「え、ちょっ朱姉!何これ!?」 「殺伐と、してる。」 翔琉とモモが困惑してる。 『オムライスの時はね何時もこうなるの。私のオムライスには誰が書くか毎回勝負するの。』 私の目の前に置かれているオムライスには何も書いていない。 いつからだっけ?私のオムライスに名前書いてあげると棗貴が言った時からこの勝負は始まった。 『ジャンケンで勝った人が私のオムライスに名前書いてくれるの。』 まぁ、嬉しいんだけどね。 「そゆことねー!」 「だから、か。」 翔琉とモモが納得した。と、思えば。