はしゃぐ豪貴にオムライスを渡してあげる。
「姉ちゃん俺スープよそう。」
と、棗貴が手伝いを申し出てくれた。
『ありがと、お椀はそこだよ。』
お玉を持って弟達のスープをよそってくれている棗貴。偉い。
「ねぇね、今日デザートあるの?」
『そうだよ。ちゃんと完食しないとデザートないからね。』
「僕残さないよ!」
『ほんとかなぁ?ピーマン入ってるよ』
「う.....食べるもん」
はぁ、可愛すぎる。瑞貴はピーマンが嫌いだ。ちゃんと細かく切ってあるけど大丈夫かな?
『頑張れ。』
私はそう言って、瑞貴の頭を撫でる。
すると、


