とりあえず、瑞貴達の分を作り上げる。 私はケチャップを片手にオムライスに名前を書いていく。 我が家のオムライスは私がケチャップで名前を書いてあげることになっている。 皆そうして欲しいんだって。謎だね。 『皆出来たよ。』 私がキッチンから声をかけると走ってきた双子、その後ろに瑞貴。 「名前書いた?書いた?」 『書いたよ、豪貴はこれ。』