そうやってぼんやりしているうちに時間は流れ、いまはHR。 「あー、三週間後に中間テストあるからなー。ちゃんと勉強しとけよ。以上。」 もうそんな季節なのか。号令をした後帰る人もいればまだ残ってお喋りしている人もいる。 私はバイトがあるため急いで帰る準備をする。 「朱音今日もバイト?忙しいねー。」 と、棒つきの飴を舐めながら舞花がそう言う。 『そうでもないよ。じゃあね。』 「頑張ってねー!」 と、舞花に見送られ教室を出る。