「ははっ、流石楠。正解だ。」 そう言って、赤いチョークで花丸を書いた。 私は手についたチョークの粉を叩いて落としながら席に戻る。 「さっすが朱音。」 自分の席に着く前に舞花と目が合いそう言われる。 私は笑い返して自分の席に着く。 あー、それにしても暑いな。 私は結構暑がりだ。五月でこうなら八月なんて怖い。