乾かし終えて、ドライヤーを片付ける。 頭がコクリ、コクリ、と動いていて夕貴はどうやら眠たい様だ。 『夕貴、眠いなら寝な?』 「ぅん、...ん。」 寝ぼけ眼をこすりながら立ち上がる夕貴。 「姉ちゃん、おや、すみ。」 チュッ と、珍しく夕貴からお休みのキスをしてきた。 余程眠いと見た。 『うん。おやすみ。』 チュッ 私も夕貴のおでこにキスをしてリビングから出す。