あ、服と言えば、 『煌人、ちょっと待ってて。』 そう言って、私は裏口の所に置いておいた荷物を取りに行く。 『はいこれ。薬とあの時借りた服。ありがとね。』 渡したのは塗り薬と、Tシャツとパーカー。 「あぁ。傷はもう良いのか?」 『うん、バッチリ。完治したよ。』 「そうか、良かった。」 『もう少しでご飯だよ。』 「あぁ。また後でな。」