「朱音さんは家事も完璧で組員達からも好かれています。私は舌が肥えている方なんですが、朱音さんの作る料理はとても美味しいです。」 と、白木さんからお褒めのラッシュをくらった。 は、恥ずかしいです。 『そんな、あ、ありがとうございます。』 「息子達とも仲良くして頂いて。颯汰なんか朱音さんの事ばかり話していますよ。」 『え?そうなんですか?』 「ええ。これからも息子達をよろしくお願いします。」 『いえ!こちらこそよろしくお願いします。』 二人して礼をしあって端からみれば変な人達だろう。