家政婦になりました。2(亀更新です。)



『え!顔あげてください。それにその事は私がまいた種と言うか。私も仕返ししましたし、結果オーライですよ。』


そう言って、私は白木さんの頭をあげさせる。


びっくりした。こんな人に頭下げられるなんてとんでもないよ。


「朱音さんはお強いとお聞きしました。何か習っていたのですか?」


『はい。小さい頃武道を少し。』


「そうなんですね。頼もしいです。」


頭をあげてもらったことにホッとして昔の事を少し話す。