すると、一番奥から金色の鯉が出てきた。 その鯉が出てきた途端、道をあけるようにして散っていく他の鯉たち。 水面に近づくにつれ、その金色の鯉が一番大きいとわかった。 「あ、出てきましたね。」 『この鯉、一番大きいですね。色も他のと違いますし。』 「はい。この鯉はこの池の主ですよ。」 『これが主...ほんとに大きいですね。』 餌をあげていくうちに出てきた主。他の鯉が霞むくらい金色とは存在感があった。