いつの間にか周りは私達の対戦を見るために稽古を中断していて、真ん中がぽっかりあいていた。 「審判は俺ね。ほんとに手加減はなしだよー?」 そう言われてお互い向かい合い距離をとる。 空手とか、柔道とかじゃないんだよね。喧嘩?のようなものだから何でもありなのか。 私はみさき君を見据える。 辺りはシンッ、として私達の事を見ている。