私もお碗や、寸胴鍋を持って台所と道場を往復する。 最後の皿も運び終える。するとランが大きい声で 「皆さーん。朱音がお昼作ってくれたっすよー」 と、言うと稽古を止めてすぐさまおにぎりのところへ駆け寄ってきた組員さん達。 響達もこの大人の争奪戦に紛れておにぎりを獲得していた。 『素麺もありますよ。』 そう言うと目をうるうるさせながらお礼を言われた。 「唐揚げマヨうま!!」 「素麺も!」 「女神だ!今日稽古しててよかったぁ!」 皆頬張って食べていて嬉しかった。