『懐かしいね。』 「うん、いつぶりだろ?」 二人で一緒に寝るのが懐かしくて、笑いあう。 「姉ちゃん、そっちいっていい?」 私と夕貴の間に人ひとり、入れる位のスペースがあった。 『うん、おいで?』 私がそう言うと、すぐ近付いてきた夕貴。 「...姉ちゃん、ぎゅってしていい?」 恥ずかしそうに目をそらしながら言ってくる夕貴に笑いがこみ上げる。 久しぶりの甘えモードだから、それくらいいいかな。