「好きじゃない同士ってのも案外上手くいくかもしれねぇよ」
「バカ……なんの冗談よ」
日奈子の目にキラリと光るものがあった。
「日奈子、泣きたければ泣けよ」
ぐいっと日奈子の腕を引っ張って、自分に引き寄せればすっぽりと包める体。
「なに、かっこいいこと言ってくれちゃってんの?」
「俺のこと好きになればいいのにって思ってね」
「ふーん?……でも、ありがと。いまだけ貸して」
震える日奈子の肩。
こいつはずっと、我慢してきたんだと思う。
言えない想いをずっと秘めて。
だから、そんな想いを俺が代わりにうけとめるようにぎゅっと日奈子の体を抱きしめた。
「明日汰、告白したらいいのに」
「は?しねぇよ。どう見ても俺振られんだろ……ってかお前知って……!?」
高校の入学式。
桜の木の下で写真を撮ってる隣接する女子校の制服を着た女の子。
あまりにも桜が似合いすぎて、目が離せなかったのを思い出す。
「バカ……なんの冗談よ」
日奈子の目にキラリと光るものがあった。
「日奈子、泣きたければ泣けよ」
ぐいっと日奈子の腕を引っ張って、自分に引き寄せればすっぽりと包める体。
「なに、かっこいいこと言ってくれちゃってんの?」
「俺のこと好きになればいいのにって思ってね」
「ふーん?……でも、ありがと。いまだけ貸して」
震える日奈子の肩。
こいつはずっと、我慢してきたんだと思う。
言えない想いをずっと秘めて。
だから、そんな想いを俺が代わりにうけとめるようにぎゅっと日奈子の体を抱きしめた。
「明日汰、告白したらいいのに」
「は?しねぇよ。どう見ても俺振られんだろ……ってかお前知って……!?」
高校の入学式。
桜の木の下で写真を撮ってる隣接する女子校の制服を着た女の子。
あまりにも桜が似合いすぎて、目が離せなかったのを思い出す。



