ーーーー○○side
「な…なんだあの女…」
女嫌いの竜(タツ)が唖然としながら走り去っていく女の後ろ姿を見ていた。
「でも、綺麗な子だったねー…」
あの腹黒い五月(サツキ)までもが呟いていた。
けど、あいつの声…
「なんかあいつの声聞いたことある…」
俺はポツリと呟いた。
「お…流騎(ルキ)もそう思う?」
コケた祐希が尻をさすりながら呟いた。
なんか中毒性があるっつーか…
「あー、今日の放課後みんなで買い物行かねー?」
本当にこいつ空気読めねーよな、亮介。
「あぁ?ちっとは、空気読めよ!」
俺も竜に同意だぞ。
「えー…だってNamiの新曲が「とりあえず学校行って出席日数をしっかりとろうか。」
「え?五月俺の言葉遮ん「「「おー…」」」
五月の言葉に俺たちは気だるげに答えたのだった。
ーーーー○○side END
