蟻とくそ


楽しい時間はあっという間に終わって

搭乗ゲートまでの道を歩く


今日は本当に濃い一日だった

遠く離れたところに住んでいることが嘘みたいに

当たり前に笑い合えた


これからも―――


「よーじ」


真面目な顔のユキヤ


「なに?」


何故か胸がざわつく


「俺ね

カノジョ、できた」


僕の世界が


凍った