気づいたら 漫画を描いてた女子たちが目の前にいた 「上川くん大丈夫?」 「スマホは大丈夫そうだよ」 僕のスマホを差し出される 北山くんに投げつけられた僕のスマホは ユキヤがいつか選んでくれたカバーのおかげで無事だった 「北山くんも乱暴だよね」 「あんなことで怒らなくてもいいのに」 「サイテー」 北山くんがいなくなった教室で好き勝手に北山くんのことを悪く言う三人 何も心に響かない むしろ、今は どす黒い気持ちが胸の中を渦巻いている 北山くんに対して、というより、この女子三人に対して