「その事も重なって告白なかなかできなかったんだよ。
でも夏休みに亜実が俺の事好きだって言ってくれて。
俺ちゃんと答えなきゃって思ったんだ。
なのにずっとビクビクして告れなかったもんだからまたそこで言えなくて、今は無理だと思ったから断ったんだ。」

「え……わたし、酷いことしちゃったね。」

「ほんと、俺がもう少し待ってって言おうとしたら逃げてくし、そっから話しかけてもずっと無視されるし落ち込んだ。」


何か言いかけてたことに気づいてたわたしは罪悪感がこみ上げてきた。


「ほんと、ごめんなさい。」

「翔真のおかげで話す機会もらってこうしてちゃんと思い伝えれたんだし謝ることねぇよ。」