「うわ〜海なんてひっさしぶり〜」


浮き輪片手にハイテンションで砂浜をかけてく果歩ちゃん。

果歩ちゃんも絵里もビキニ着てて2人ともスタイル抜群でうらやましい。

私も一応ビキニだけど…体型に自信ないしましてや好きな人にビキニ姿なんて見られたくなくて上着1枚着てる。


「うわ!3人ともスタイル抜群じゃん。
女の子の水着姿ってテンションあがるなー」

「えーそんな事ないって」


そう言いながら果歩ちゃんは岡野くんの方に向かう。

絵里も気を使ってか岡野くんの方に行く。


「あいつモテモテだな」

「う、うんそうだね」


水着姿の響くんが私に近ずいてきた。

昔の面影なんてないくらい締まった体つき

腹筋だって割れてるし、目のやり場に困ってしまって下を向いて話してしまう。


「亜実はビキニとか着ねぇの?
い、いや、別に変な意味で言ってんじゃねぇけど」

「着てるよ?けど体型に自信なくて…」

「なんで?亜実細いじゃん気にる事ねぇよ」


そう言うと私の手を取って砂浜を歩いた。