あっちこっち公園内をひたすら歩くけど
そんな簡単に眠る場所が見つかるほど公園は甘くはなかった。
制服姿にローファー
秋だからもちろん夜は冷えていて、スカートから少しだけ出てる膝が寒さで赤くなっていた。
「もう...なんでこんなことになっちゃったの...」
彼氏に振られ家を追い出され、夜の公園で独り言。
今ならきっと寂しい女の代表になれるはず。
...虚しすぎるから、なりたくないけど。
寝ることを諦めて、また錆びたブランコに戻った。
「あっ...」
夜の公園、ギィー...ギィー...と、不自然に鳴り出すブランコ。
私がさっき座ってたブランコに人が座っていた、こんな時間に、ありえない。


