※(ここから修正を行います。まだまだ続きます!!)







朝は苦手なコーヒーを飲んで目を覚ます。



学校に行く支度をして玄関の方に足を進めると
先に靴を履いて待っている流の姿を見て、それだけで胸がキュンと高鳴る。


ああ...わたし、流の隣に戻ってこれたんだ。

やっぱり流が居なきゃ...、ダメみたい。


長い間離れてた分だけ、流の存在が恋しくなって
そのせいで、前よりもっと流に依存してることが、胸の奥から伝わってくる。




「オラ、飛ばすからしっかり掴まってろよ」



「うん!!!」



マンションから出てすぐ近くにある駐車場に相変わらずカッコイイ流の赤いバイクが停めてあって
それに跨って、学校に向かう。



乗り心地も最高だし、なにより流と密着できるから
私、バイクってけっこう好きかも。





風を感じながら、数分して学校に着いた。





「それじゃあ流、私行ってくるね」



「おう、気をつけて行けよ。
お前になにかあったら俺は...」



「はいはい"生きていけない"んでしょ?
大体ここ学校だからなにも起こらないよ」