幸せすぎて困った。
やっぱり流の隣が一番落ち着く。
好きすぎて辛くなるし...辛くなった分甘さも増加して。
やっぱり嫌いになれないね...
私の一生を流に捧げることを、いま神様に誓うよ...。
*
「ムギ...いい加減起きろ!」
「んー...」
「寝起き悪すぎだろお前...いい加減にしないとキスするぞ」
「...したーい!!」
「......(可愛い)」
せっかくいい夢を見てたのに
流に叩き起されて
目覚めは最悪、もっと寝かせてほしかった。
「もうちょっと優しく起こしてよ...ばかぁ」
「俺がムギに優しくないときなんてあったか?」
「距離置いてた時...」
「...それを言うな」


