からかわれて、赤くなる頬がどこか懐かしい。
布団を敷いて眠る準備。
一つの布団で2人で寝るなんて
狭いし暑いし息苦しいけど
...ときどきぶつかる体にドキドキしちゃう。
「ねぇ流...」
「...んだよ?」
「流は私を抱きたいとか...思ったことないの?」
「はあ!!???」
ガバリ!と勢いよく起き上がった流のせいで
被ってた布団が離れていってしまった...寒い。
「ムギちゃん...お前もうちょっと発言に気をつけろよ...」
「だって...」
いくら一緒にいても
絶対手出してこないんだもん。
不安じゃん、不安しかないよ。
それって本当に女として見られてるのかな?って。
私だって結構悩んでるんだからね...。


