その日、結局、私たちの話し合いに結論が出ることは無かった。

けど、おじさんが帰った病室で、私は不思議とスッキリとした気持ちだった。

そして、確信はないけど、もう、悪い夢は見ないような気がした。

その後、本当に悪い夢を見なくなったなんて、この時は知るよしもなかった。