消毒液の臭いと真っ白な天井。
腕には点滴が繋がっていて、私はここが病院だとすぐにわかった。
少し周りを見渡せば、どうやらここは個室の病室みたい。
楓摩は心配性だから、"熱が高いから、1日入院しよ?"
とか言うのかな…。
もう、病気は治ったし、強くなった"つもり"だったんだけどな……
やっぱり、まだ体が弱いのは治ってないみたい…
そんなことを考えながら、点滴を見つめていると、ガラッと病室のドアが開いた。
「あ、朱鳥、起きてる。おはよ、朱鳥。気分はどう?」
「ん…………あんまり、変わんない…」
そう言うと、楓摩は私の頭を優しく撫でてから
「そっか……」
と、悲しそうに呟いた。
「…辛い?」
「……んー、少しね」
すると、楓摩は私の手を取って、軽く脈を計った。
「朱鳥、そうとう辛いしょ…。」
なんだか、今日の楓摩はしょんぼりしてる。
……変な空気
腕には点滴が繋がっていて、私はここが病院だとすぐにわかった。
少し周りを見渡せば、どうやらここは個室の病室みたい。
楓摩は心配性だから、"熱が高いから、1日入院しよ?"
とか言うのかな…。
もう、病気は治ったし、強くなった"つもり"だったんだけどな……
やっぱり、まだ体が弱いのは治ってないみたい…
そんなことを考えながら、点滴を見つめていると、ガラッと病室のドアが開いた。
「あ、朱鳥、起きてる。おはよ、朱鳥。気分はどう?」
「ん…………あんまり、変わんない…」
そう言うと、楓摩は私の頭を優しく撫でてから
「そっか……」
と、悲しそうに呟いた。
「…辛い?」
「……んー、少しね」
すると、楓摩は私の手を取って、軽く脈を計った。
「朱鳥、そうとう辛いしょ…。」
なんだか、今日の楓摩はしょんぼりしてる。
……変な空気