そう言って、音の間から出ていった響。 何とも嵐のような子だ。 「....すまん、騒がしいやつで。」 『そんなこと無いよ。私の弟もあんな感じ。』 と、思い浮かべるのは豪貴と棗貴。 「...そうか、俺にもまた頼む。」 そう言って、奏斗も音の間から出ていった。