「あ、朱音さん、見つけました。送っていきますよ。」 白木さんだ。探してくれていたらしい。 『すいません。お願いします。』 車に乗り送ってもらう。 久しぶりに楽器に触れて楽しかったな。 また弾こう。 そう心に決めて、家の中に入っていった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー side 奏斗 トイレに行った後に、それは聞こえてきた。