救いの声だ。


『あ、ありがとう。空良君は苦手な物ないの?』


「んー、ない!ピーマンも食べれるよ!」


なんと素晴らしい子なんだ。
うちの瑞貴くんは、ピーマンは苦手だ。


いつか、食べられるようになればいいな。



すると、ガタガタと、大きな音が聞こえてきた。


音のしてる方を見ると、