「.....新山 奏斗。高三。」


短髪のこの人は無口な印象を受ける。


『はい、よろしくお願いします。』



「....敬語いらない。」


『は、はぁ、わかった。』




これで全員の自己紹介が終わったな。


『私は楠 朱音、と申します。』


一応、私の名前も言っておく。