「それで、その家政婦さんのご飯を食べたの?」


「女~?男~?」


しつこいな。



「女。高校生。」


「え、そうなんですか?そのご飯を食べたんですか?」


「...女嫌いの煌人が食べるなんて珍しい。」



そろそろ、本気でうぜぇ。


特に葵にニヤニヤした顔が止まってないのがうぜぇ。


俺は立ちあがり体育館へと向かう。


「俊太、入学式だろ。」