ある王子達のクセあり恋愛事情

レオsaid
そして翌日。
いよいよ少女との面会の時間だ。ああ、どんなヤツなんだろう。ワクワクする!
スーとナルは心なしか浮かれいるようなきがする。エインとフォンはだるそうだな。
「では、あの娘を待たせている部屋へいくぞ。」
コツコツコツ…と歩く音だけが静かな廊下にこだまする。
「ここだ。」
国王がそう告げると扉の前に立っていた兵士達が扉を開け、一礼をして外へ出ていった。
扉を開けると中には美しい少女が一人。窓を開け、そこの縁に体をまかせ、本を読んでいた。風が入り、少女の長い髪と薄い桃色のカーテンをゆらす。光が少女に降りかかり、一時の間、幻想的な空間を生み出した。その空間は、おれ達や国王、王妃まで見とれさせた。