ある王子達のクセあり恋愛事情

レオsaid
公表の場に着いたが……少しうるさいな。
「ふぅ……皆、静粛に!陛下の御前であるぞ!!」
「……」
むぅ、やっぱりこういうのは慣れないな。
威厳?って言うのか?出すのは難しいな。
っていうか…皆びっくりし過ぎだろ!おれが急に威厳なんか出したからか?スーなんかすごい顔でこっち見てるぞ。ふっ、まだまだだなスー。王族ならこれ位できて当然だぞ!はぁ…それにしても…さっきから念話がうるさいな。
『おい、レオ!お前、あんな威厳出せたのか!』
『うるさい。おれだって王族だぞ!王族なら王でなくとも、威厳位出せて当然だ!』
『あのレオが……わたくしは嬉しゅうございます。』
『うむ、分かる、分かるぞエルナ。私も同じだ。』
『いやいや義母さんそんなことで感動しないで。あと、親父!変に賛同すんな!』
『あんた、いつの間にあんな事できるようをなったの?!』
『勿論、練習したぞ!一週間位!』
『一週間、ね…』
『ふふ、これが天才ってやつなのかなぁ。』
『流石、王族の方々ですね。』
『うん、念話を一瞬で習得したヤツに言われても全然実感湧かないな!』
『…それにしても皆様すごいですね。ナルアーク様やスーエルメス様は表情を崩されましたよ。その点、皆様は驚いた様子もなく、国王様に至っては話ながら念話していますよ。』
『『『親父は極端な例だよ。』』』
『国王様は器用ですから。』
『流石は国王様デスネ。』
『最後棒読みじゃん。』
『……言わないで下さい。』