「あ〜、こいつらは、積もる話が尽きないらしいんで、放っておきましょう。 それじゃ、お疲れ! はーい、もう一軒行きましょう!」 山口さんは、完全に出来上がってる感じで、店の外に出ると私と彼にそう言って、近くにいた人達を促し、賑やかな夜の街に向かって行った。 「何か前にもこういう事が…。 山口さんって、何となく光井みたいな…」 「あ、確かに。似てるかも」 山口さん達の後ろ姿を見送りながら、二人で笑い合った。