永遠に初恋 ~忘れられない初恋の人~

ここで働くのはかなりの下心があった。"すずの会いたい""いつか会える"そう思える事で、俺の心を踊らせた。いつものように学校帰りバイトをしていると、店長が新入りを連れてきた。そいつは「えっと、風見星といーます。えー、ども。」最初の印象でそいつと仲良くなれる気はしなかった。そいつは圭とはキャラは違うし、うちの高校にもあんなにチャラい奴はいない。でもなぜか、シフトはそいつとばかり。ある日そいつが話しかけてきた。「えっと、秋宮さん?だっけ?俺、春ケ丘の1年。星て呼んでいいんで。えっと、同級すよね?」「あぁ。俺は立凌館の1年。同級だな。」「立凌館てすげぇ。立凌館の女子て可愛いんだろ?秋宮からみてどうなの?」確かにうちの高校は美人が多いと言われている。俺もそうだと思うが、俺にはすず以外の女は興味がない。だから「多いんじゃね?俺はあんまり興味ねぇけど。」「興味ないってどういう…?彼女以外は興味ありませんとか?」「彼女はいないけど。」星はどんどん話しかけてくる。「じゃあ、好きなやついるとか?」俺は軽く「まぁ。」とだけ答えた。星はどこか寂しげな表情で、「俺にも好きなやつがいるんだよ。でも、そいつには好きなやつがいるらしい。しかも5年くらい片思いのやつらしい。この間さ、クラスのみんなで、遊びに行ったんだよ。それであいつはずっと俺の隣にいるわけ。それで俺は思った。こいつって俺のこと好きなんじゃね?て。こう思うのってどうよ?」始めは片思いって事で俺と同じだ。と思った。でも、星とその女は違った。星は好きなやつとあと1歩て所まで近づいてる。