花魁通りの姫様は


「ちぃ!もう少しで夏休みだね!」

そう目をキラキラさせながら話しかけてきたのは可愛い可愛い淳。

なんか最近うちのことちぃって呼んでくるようになったの。

可愛いから許すけど。

他にも咲良はちひって呼んでくるようになった。


「もう少しでって言うけどまだ今、月初めだよ?」


今日はみんな揃って学校に来れたから少し嬉しい。

でもやっぱみんな揃うとうるさいねw

「でもさぁ、みんな忘れてない?」

ん?なにを?

「え、何忘れてるっけ」

「珍しいですね。苺が覚えてるなんて」

んん?

有希がそれを言うと龍と隆弘の顔が真っ青になった。

ん?

あ、もしかして

「テスト?」

そう言うと今度は苺も真っ青な顔をした。

あーそゆことか。

その3人は馬鹿だもんね。

隆弘も馬鹿って意外だよね。

「なーんだ、テストか。俺は余裕だぜ!」

「僕はまぁまぁかなー?」

「そうなの?」

聞くところによると咲良はこう見えてテスト全部1位何だってさ。

有希も鎌も頭いいけど咲良には叶わないんだって。

淳は普通らしい。

そんなとこも可愛いわぁ。

「ちぃは?どうなの?」

「うち?んーどうだろ。」

どうって言われてもここの学校のレベルわかんないからなぁ。

なんとも言えないかも。

まぁ、とりあえずテスト2週間後だから頑張ってみよっかな。