ん…

あれ、あさ…?

ああ、昨日あの後普通に寝ちゃったんだ。

まだ5時か

お風呂入ってこよ。


────────

チャポン─

「ふぅ…」

あったかぁい…

朝風呂もなかなかいいね。

さっぱりする。


ガラガラ─

ん?あれ?

もしかして服持ってくるの忘れた?
うわまじか

まあタオル巻いて行けばいいか。

でもうちの部屋行くには幹部室通らなきゃダメなんだよなあ…

でもこの時間じゃ誰も起きてないかな?

よし、こっそーり早く行けばいいよね。


まあこの考えが安易だったんだけど




ガチャ─

誰もいないかな?

「「あ、」」

「さ、咲良…おはよう…?」

「・・・」

まさかの咲良と会うなんて…

てか挨拶返してよ!!

「ふああ。咲良~何に驚い、てん、だ…」

げ、隆弘も来たし

「うわああああ?!?!?!」

「ちょ、おっきい声出さないで…!!」

叫ぶなよー!
確かにこの貧相な体を見れば叫んじゃうかもしれないけど!

「なんですか、うるさいですよ。」

「なぁにぃ…?隆弘うるさい…」

「チッ朝からうるせーよ…」

あわわわわ

みんな集まってきちゃった!
てか部屋行きたいのにみんななんで扉の前に立ってるの!

「あれ?千尋?おはよ、う?!」

もう終わりだああああ

まだタオルのままだし髪の毛だって濡れてるのに…!

「…/////もうそこどいて…!!////」

みんなを押しのけて自分の部屋に行くことにした。



────────
みんなside

鎌「咲良、なんで千尋はあんな格好してたんだよ」

咲「知らねーよ。風呂でも入ってたんじゃねーの」

有「隆弘。朝から叫ばないでください。…あの姿をみると叫んでしまうのはわかりますが(ボソッ」

隆「し、しかたねーだろ?!」

淳「千尋、風邪ひかないかなあ…」

鎌(でも綺麗だったな…)

咲(肌すべすべしそうだな…触ってみてえ)

有(恥ずかしそうな顔をしていたのはグッと来ましたね…)

隆(む、む、胸が…!で、でかかったな…)

淳(あのタオルとって見たかったなぁ…)

みんな(((とりあえず可愛かった)))


───
千尋side

「くしゅん!」

風邪かな…?

やっぱりあの格好でいたから

もうみんなの前にどんな顔して出ればいいのよ!